【取扱製品-直接乾留式油化装置】 サイトマップ
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安価・安全・シンプルを極めた唯一採算の取れる
  世界的に認められた油化設備です。
「直接乾留式」油化設備は当社独自開発による低質の混合廃プラスチック及び廃タイヤを対象とした設備です。
間接加熱による熱分解を経る間接式油化設備、又他方法の油化設備と比較してもその性能、コスト、安全性に優れています。
【原料】
 ○オレフィン系廃プラスチック
 ○混合廃プラスチック

○廃タイヤ
○廃プラスチック 
 ○原料の適用範囲が広い
  原料の廃プラスチック及び廃タイヤ等に砂、鉄分、木屑等が付着していも大丈夫です。

 ○設備の建設コスト、ランニングコストが安い
  設備構成がシンプルな上、前処理等他設備と比べ不要の工程が多いため非常に安価です。

 ○安全性
  装置内は全域無酸素状態で運転されるため、燃焼、爆発は起こりません。

 ○完全な環境対策
  水の排出は無く、排ガスはダイオキシンをはじめ有害ガスについても完全な処理対策を講じて
  おり、関係法規を全て遵守した設備です。

 ○回収油の品質
  JIS TSZ0025の基準を満たした品質です。
  (回収油の用途:ボイラバーナー、焼却炉バーナー、ディーゼルエンジン用の燃料、プラスチック
   モノマーの原料、等)

 ○運転操作が簡単
  捜査員の熟練度は全く必要とせず、ワンボタン操作のみでOKです。

特徴比較 他社設備 当社設備
【直接乾留式油化装置】
取り扱える対象と
なる原料
○PP、PE、及びPS等単一物性の
 もの。

○排出時の形状のままでは扱えず
 破砕を必要とする。

○土砂等の付着及び金属等の混入
 は好ましくない。

○熱硬化性の樹脂には適用しがたい
○廃プラスチックの性状は限定
 されない。

○投入可能な寸法なら形状等に
 は限定されない。

○狭雑物の付着、又金属の混合
 は問題無し。

○熱硬化性、熱軟化性を問わない。
設備の構成 原料1次破砕機       x 1台
原料2次破砕機       x 1台
原料選別機        x 1台
原料水洗装置       x 1台
汚水処理装置       x 1台
原料溶解槽        x 1台
分解ガスの改質装置    x 1台
コンデンサー       x 1台
オフガス処理装置     x 1台
原料の分解釜        x 1台
コンデンサー        x 2台
オフガス処理装置      x 1台
回収油の量 回収率75% 但し、自己消費熱量を差引いた値。
回収油の性状 灯油及びA重油相当 灯油及びA重油相当
※若干の炭素微粒子が浮遊するが
 簡単な濾過で灯油相当品となる。
設備のコスト比 100 20〜30
運転管理人員 4〜6人 1〜2人
装置運転の
難易度
設備要素が多く、各設備が連動して動くものが多く、高度な熟練度を必要とする。 設備要素が少なく運転は簡単。
安全性 @静電気による爆発事例が多い。

A設備数が多く溶融プラスチック
 の高粘性流体に対する検出計器
 類の信頼性に欠けるものが多く
 自己潜在原因が多い。
@爆発防止出来る。

A高粘性流体を検出する部分は存在

 しなく、又他の計装関係も極めて
 少ない。

【処理フローの比較】
他設備【間接乾留式・従来型】 当社設備【直接乾留式】
容器に充填した材料を容器外部から加熱し容器壁を介して原料に熱を伝え、熱分解を起こし、熱分解ガスを冷却し、凝固分を油として回収する方式


〈廃プラスチック類等〉
  ↓
 1.前処理
  ↓ 破砕・粉砕・分別
 2.水洗
  ↓ 土砂洗浄
 3.乾燥
  ↓ 水分除去
 4.磁選
  ↓ 鉄分除去
 5.脱気槽
  ↓ 塩化水素ガス除去
 6.熱分解
  ↓ 分解により炭化水素ガスに分解(CnHm)
 7.凝縮
  ↓ 冷却により炭化水素を凝縮・分離
 8.触媒槽
  ↓ 触媒反応により油の分子量を揃える
 9.排ガス処理
無酸素高温ガス(450〜550℃)を原料に直接接触させ、その熱分解ガスを冷却し、凝固分を油として回収する方式


〈廃プラスチック類等〉
  ↓
 1.熱分解
  ↓ 分解により炭化水素ガスに分解(CnHm)
 2.凝縮
  ↓ 冷却により炭化水素を凝縮・分離
 3.排ガス処理
 
 
原料の分別・破砕や水洗等の工程が必要無いため設備が簡略化できます。
※土砂、金属類の付着、木片が混在しても可

一般的な間接式プラントに比べて設備投資は7〜8割圧縮できるほか、運転を管理する人員も減らせるので経費削減につながります。
全てにおいて高効率の油化プラントと言えます。
油の回収率
廃タイヤ油化状況 油化の原理
廃プラスチック原料(廃タイヤを含む)を無酸素状態の高温熱ガスと直接接触熱分解させ、油性ガスとして導き出し、コンデンサーにより冷却し、凝縮分を油として回収します。
この過程で油性ガスと同時に若干の非凝縮性炭化水素ガスが発生しますが、この非凝縮性ガスの一定量を熱分解釜の加熱源ガス(キャリアーガス)として使用し、余剰のガスを自己燃料として用いた後、高度な排ガス処理をしてが大気へ放散します。



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